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【FX用語集vol.16】スタグフレーションやリセッションその他4つの基礎知識(インフレーションなど)を簡単に解説

これからFXを始める方や私の知識のおさらいのために、FXをするうえで知っておきたい基礎知識(FX用語)を少しずつ簡単に解説していこうと思います。

今回は、FX用語集vol.16として「スタグフレーション」や「リセッション」その他4つの基礎知識(「インフレーション」、「デフレーション」、「リフレーション」、「デノミネーション」)について解説してみようと思います。

インフレーションとは何か簡単に解説

英語で「インフレーション」と書かれた黒板

「インフレーション(インフレ)」とは、物価が持続的に上昇することをいいます。また、物価の上昇率をインフレ率といいます。

インフレ率が緩やかに上昇している場合は問題ないのですが、インフレ率が一定の水準を超えると景気への悪影響が出てしまうため、中央銀行は政策金利を引き上げてインフレ率の上昇を抑えよう(物価の上昇を抑えよう)とします。

逆に、インフレ率が一定の水準を下回ると、これも景気への悪影響が出てしまうため、中央銀行は政策金利を引き下げてインフレ率の下落を止めよう(物価の下落を止めよう)とします。

一般的には、先進国では2%程度のインフレ率だと景気が安定的に推移すると言われていますが、この数字が正しいのかは分かりません。

いずれにしても、急激な物価上昇や物価下落は景気に悪影響なので、中央銀行は金融政策を行う際には、インフレ率が一定の水準を超えて上昇、または、下落していないか特に注目しています。

デフレーションとは何か簡単に解説

「デフレーション(デフレ)」とは、 物価が持続的に下落することをいいます。「インフレ」の反対が「デフレ」だと覚えておきましょう。

デフレになると、待っていれば物の値段が安くなるので、「もう少し待って、安くなってから買おう。」という思考が働き、なかなかお金を使わなくなってしまいます。その結果、景気は後退してしまいます。

なので、国はデフレ(物価が持続的に下落)になると、あの手この手で物価を上昇させようと金融政策を行います。ただ、個人的にはデフレが必ずしも悪いことだとは思わないんですよね。

国民の立場から考えた場合、インフレにせよデフレにせよ、急激な変化がないことが大事なのかなぁと思います。まぁ、私の考えが正しいかは知りませんけどね(笑)。

スタグフレーションとは何か簡単に解説

「スタグフレーション」とは、経済が停滞しているにもかかわらず、物価が上昇(インフレーション)している状態のことをいいます。

「スタグフレーション」は、経済の停滞を意味する「スタグネーション(stagnation)」と物価上昇を意味する「インフレーション(inflation)」を組み合わせた合成語です。

通常は、景気が良くなり需要が増えることで物価は上昇し、逆に景気が悪くなることで需要が減り物価は下落するとされていますが、スタグフレーションの場合、景気が良くないのにもかかわらず物価が上昇している状態のため、さらに景気が悪化するリスクが高くなってしまいます。

スタグフレーションに陥る原因はいくつかありますが、資源価格の高騰や通貨の急落が挙げられます。

ちなみに、アメリカや他の先進諸国では1979年に発生した第2次オイルショックによりスタグフレーションに陥ったことがあり、日本でも昭和恐慌時に日本銀行券の増発によってスタグフレーションに陥ったことがあります。

リフレーションとは何か簡単に解説

「リフレーション」とは、デフレーションの状態からは抜け出したものの、インフレーションにはなっていない状態のことをいいます。

また、意図的にリフレーションの状態にしようとする政策をリフレ政策といいます。リフレ政策では、物価上昇目標値を定めて、量的緩和政策やゼロ金利政策などにより景気回復を図り、安定した物価の上昇(インフレーション)を目指します。

ここからは余談です。

2020年現在の日本では、アベノミクスという経済政策が数年前から行われていますが、この経済政策には今回解説したリフレ政策を推奨するリフレ派の方々が多く関わっています。

現段階で、このリフレ政策が成功していると言えるかどうかは判断できませんが、アベノミクスによって日経平均株価が上昇したことは間違いありません。投資をされている方にとって、ここ数年は本当に楽に稼げる時期でしたね(ちなみに、私も株で儲けさせてもらいました。)。

ただ、日経平均株価が上昇したからといって、国民の実感として生活が楽になったかというとそうではないと思う(個人的には苦しくもなっていないが)ので、このリフレ政策(アベノミクス)がどのような結果になるのか、今後も見守っていきたいと思います。

以上、余談でした。

リセッションとは何か簡単に解説

「リセッション」とは、景気循環サイクルのなかの一時的な景気後退で、一般的に、四半期の国内総生産(GDP)が2期連続でマイナス成長となるような状況をいいます。

このような状況になると生産性が低下し、失業率が上昇したりします。そして、この状態が続くと不況となってしまい事態が深刻化するので、早めの対策が必要です。

デノミネーションとは何か簡単に解説

「デノミネーション」とは、本来は通貨の単位のことですが、一般的に「デノミネーション」と言えば、通貨の単位を変更することをいいます。

もう少し詳しく説明すると、インフレーションが急激に加速すること(ハイパーインフレーション)で、金額表示が大きくなったときに、通貨の単位を切り下げることを「デノミネーション」といいます。

ここ最近(20年くらいかな)で、デノミネーションを行った国にトルコやルーマニアがありますが、有名なのはジンバブエですかね。

ジンバブエは、2008~2009年に2回のデノミネーションを行い、1回目は100億分の1に、2回目は1兆分の1に通貨の単位を切り下げましたからね。凄まじいインフレです。結局、ジンバブエが行ったデノミは成功せずに、自国通貨を放棄する結果となっています。

ちなみに、デノミネーションを行う理由にハイパーインフレーションが挙げられますが、これについての定義等を書いて終わりにしようと思います。

「ハイパーインフレーション」とは、インフレ率が毎月50%を超える状態(1年で物価が130倍になる計算)をいいます。

ハイパーインフレーションに陥った国で有名なのはジンバブエですが、最近ではベネズエラでもハイパーインフレが起こっており、注目されています。

興味のある方はハイパーインフレに陥った国がどのような惨状になっているのか調べてみることをおすすめします。

日本では、少しでも物価が上昇すると「ハイパーインフレだ」と叫ぶ人達がいますが、その人達にハイパーインフレの定義を聞いてみるのも一興かも知れませんね。

まとめ

今回は、「スタグフレーション」や「リセッション」の他、「インフレーション」、「デフレーション」、「リフレーション」、「デノミネーション」ついて解説してみました。

最後に、解説したFX用語をまとめておきますね。

  • 「インフレーション」とは、物価が持続的に上昇すること。
  • 「デフレーション」とは、 物価が持続的に下落すること。
  • 「スタグフレーション」とは、経済が停滞しているにもかかわらず、物価が上昇している状態のこと。
  • 「リフレーション」とは、デフレーションの状態からは抜け出したものの、インフレーションにはなっていない状態のこと。
  • 「リセッション」とは、一般的に四半期のGDPが2期連続でマイナス成長となるような状況のこと。
  • 「デノミネーション」とは、通貨の単位を切り下げること。

まとめに関してはこれくらいですかね。

これからも少しずつですがFX用語集を作成していきますので、初心者の方に読んでいただけると嬉しいです。経験者の方にも知識のおさらいとして、さらっとでいいので目を通して頂きたいです。

FX用語集のリンクを貼っておきますので、興味のある方は読んでください。

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それではまた。