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【FX用語集vol.3】スリッページや約定力その他3つの基礎知識(pipsなど)を簡単に解説

これからFXを始める方や私の知識のおさらいのために、FXをするうえで知っておきたい基礎知識(FX用語)を少しずつ簡単に解説していこうと思います。

今回は、FX用語集vol.3として「スリッページ」と「約定力」の他、売買する際の取引通貨量を指す単位の「枚」・「ロット(Lot)」や値動きの最小幅を指す単位の「pips(ピップス)」の3つの基礎知識についても解説してみたいと思います。

スリッページとは何か簡単に解説

「スリッページ」とは、注文時のレートとFX会社に注文が到達した時点でのレートに誤差が生じることです。

スリッページが発生することで、注文時のレートとは異なるレートで約定してしまいます。ちなみに、スリッページが発生することを「すべる」と表現したりもします。

相場があまり動いていないときにはスリッページは発生しにくいのですが、相場が激しく動いているときにはスリッページが発生する可能性が高くなってしまいます。

最近では、FX会社によってスリッページの許容度(何pipsならズレてもいいのか)をあらかじめ設定することができ、その設定した許容度を超えたスリッページが発生した場合は、注文を成立させずにキャンセルすることができるようになっています。

FXでスキャルピングやデイトレードをするなら、スリッページが発生しにくい安定したシステムを採用しているFX会社を選んでトレードをすることが勝率を高めることになると思います。

約定力とは何か簡単に解説

まず、「約定」とは売買取引が成立することです。読み方は「やくじょう」です。間違って「やくてい」と言ってしまわないように気をつけましょう。

そして、「約定力」とは売買取引を成立させる力のことです。この約定力はFX会社によって違いがあります。

約定力が低いと、約定拒否やスリッページが頻繁に発生してしまい、思い通りのトレードが難しくなってしまうので、短期トレーダーにとって約定力が高いか低いかは非常に重要な要素になります。

約定拒否はないけれど、スリッページが頻繁に発生して不利なレートで売買取引が成立してしまうFX会社もあるので、トレードをする際は約定拒否もスリッページも発生しにくい、本当の意味で約定力の高いFX会社を選んでトレードすることが重要です。

ちなみに、私がメインで使用しているFX会社のマネーパートナーズは、矢野経済研究所の調査によると11年連続で約定率第1位です(2019年実施時点)。

マネーパートナーズで短期トレードをした実感ですが、約定力に対する不満はありませんね。まぁ、無いから使用しているんですけどね(笑)。

FXで知っておくべき取引の単位を簡単に解説

これからFXをトレードする方にとって、知っておくべき取引の単位を3つだけ簡単に解説してみようと思います。

解説する単位は、売買する際の取引通貨量を指す単位の「枚」・「ロット(Lot)」と値動きの最小幅を指す単位の「pips(ピップス)」です。

FXで知っておくべき取引の単位を、それぞれひとつずつ解説した後に、おさらいのために画像を使用しながら説明をして終わりにします。

取引通貨量の単位「枚」を簡単に解説

FXでトレードをする際の通貨の取引量を指す単位のひとつに「枚」というものがあります。1枚、2枚、という感じで数えます。

FX会社によって最低取引単位に違いがあり、通常はそのFX会社で取り扱っている最低取引単位を1枚と表記します。

国内のFX会社では、一般的に1枚=10,000通貨を指す場合がほとんどですが、FX会社によっては1枚を1,000通貨、100通貨などとしている会社もあるので注意が必要です。これは、次に説明する「ロット」でも同じです。

まぁ、基本的に「1枚=1ロット=10,000通貨」と考えておけば問題ないと思いますが、FXトレーダー同士で話をする際なんかは、会話に齟齬が生じる可能性があるので事前に確認しておくか、枚やロットではなく「通貨」で話をすると良いと思います。

取引通貨量の単位「ロット」を簡単に解説

先ほど解説した「枚」と同じように、FXでトレードをする際の通貨の取引量を指す、もうひとつの単位として「ロット(Lot)」というものがあります。1ロット、2ロット、という感じで数えます。

こちらも、FX会社によって最低取引単位に違いがあり、通常はそのFX会社で取り扱っている最低取引単位を1ロットと表記します。

ロットに関しても「枚」で説明したときと同じなので、ここでは詳しい解説は省きたいと思います。

海外のFX会社では、「1ロット=100,000通貨」というのが主流なので、海外のFX会社を使用してトレードをする際に、間違えて10倍の取引量でトレードをしてしまうというようなことがないように気をつけたいですね。

余談ですが、私の感覚で申し訳ないのですが、FXでは「ロット」という取引単位を使う人が多く、「枚」を使う人は少ない気がします。

「枚」という単位を使用する方は、先物取引やオプション取引をしているトレーダーに多いような気がしますね。

以上、余談でした。

値動きの幅の単位「pips」を簡単に解説

「pips」とは、値動きの最小値幅単位を指し、「ピップス」と言ったり、「ピプス」と言ったりします。

先ほど解説した「枚・ロット」は取引する量の単位ですが、「pips」は為替レートが動いた際の呼び値(刻み値)の最小単位のことです。為替レートが動いた際に、「何pips動いた」という感じで使います。

分かりやすくするために米ドルと日本円を例に説明してみます。

例えば、1ドル109.31円だったとします。その場合の小数点第2位(ユーロドルなどの場合は、小数点第4位)の1銭を1pipsと言い換えることができます。なので、ドル円の為替レートが10銭動けば10pips、1円動けば100pipsと言い換えることができます。

FXをしていれば、ドル円だけでなく他の通貨ペアもトレードをすることになると思うので、為替レートが動いたときに「銭」ではなく「pips」で表現するクセをつけておいた方がいいと思います。

なぜなら、「銭」は円が絡む通貨ペアでしか使えませんが、「pips」はどの通貨ペアでも共通して使える単位であるためです。

取引の単位のおさらい

取引の際に使う単位である「枚・ロット・pips」について解説しましたが、最後に画像を使っておさらいをして終わろうと思います。

まずは、ドル円の発注画面で説明します。

株式会社マネーパートナーズのドル円の発注画面

(画像はマネーパートナーズのドル円の発注画面)

画像の白枠内が取引数量を表していて、「10,000通貨=1枚=1Lot」となり、赤枠内(小数点第2位)が値動きの最小値幅単位の「pips」です(日本円の場合、小数点第2位がpipsでは一の位と考える)。「0.01円=1銭=1pips」です。

ついでに、損益の計算方法も書いておきますね。

損益を計算する際は、取引した通貨量(枚・ロット)に動いた値幅(pips)をかけて計算します。

計算式は、「取引数量 × 動いたpips=損益」です。

10,000通貨で取引して為替レートが5pips動いた場合は、「10,000通貨×5pips(0.05円)=500円」となります。

次に、ユーロドルの発注画面で説明します。

株式会社マネーパートナーズのユーロドルの発注画面

(画像はマネーパートナーズのユーロドルの発注画面)

白枠内はドル円と同じなので説明を省きますが、赤枠内はドル円とは違っているので説明しておきますね。

ドル円の場合は小数点第2位が最小値幅単位(pips)でしたが、ユーロドルの場合は小数点第4位が最小値幅単位(pips)となります(ユーロドルの場合、小数点第4位がpipsでは一の位と考える)。ここだけ注意すれば、他の損益の計算方法は同じなので大丈夫かと思います。

ユーロドルの場合は「0.0001ドル=0.01セント=1pips」で小数点第4位が1pipsとなり、ドル円の場合は小数点第2位が1pipsとなるので、最初は混乱してしまうかも知れませんが、FXのトレードをしているうちに自然と慣れてくるので大丈夫です。

まとめ

今回は「スリッページ」や「約定力」の他、「枚・ロット・pips」について簡単に解説しました。

解説したFX用語を最後にまとめておきますね。

  • 「スリッページ」とは、注文時のレートとFX会社に注文が到達した時点でのレートに誤差が生じること。
  • 「約定力」とは、売買取引を成立させる力のこと。
  • 「枚」や「ロット」とは、通貨の取引量を指す単位のこと。
  • 「pips」とは、値動きの最小値幅単位のこと。

まとめに関してはこれくらいですかね。

これからも少しずつですがFX用語集を作成していきますので、初心者の方に読んでいただけると嬉しいです。経験者の方にも知識のおさらいとして、さらっとでいいので目を通して頂きたいです。

FX用語集のリンクを貼っておきますので、興味のある方は読んでくださいね。

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それではまた。