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【FX用語集vol.4】必要証拠金や証拠金維持率その他4つの基礎知識(信託保全など)を簡単に解説

それでは、これからFXを始める方や私の知識のおさらいのために、FXをするうえで知っておきたい基礎知識(FX用語)を少しずつ簡単に解説していこうと思います。

FXは日本語で「外国為替証拠金取引」といい、証拠金と呼ばれる保証金をFX会社の口座に預け入れ、その証拠金を担保に通貨の売買を行うことができる仕組みになっています。

今回は、FX用語集vol.4として、その証拠金の種類(「必要証拠金」など)や「証拠金維持率」について解説した後、「信託保全」についても解説してみたいと思います。

必要証拠金、余剰証拠金とは何か簡単に解説

まずは、必要証拠金と余剰証拠金について解説してみますね。

FXでトレードをするには、一定額の証拠金をFX会社に預け入れる必要があり、トレードをするために必要な証拠金のことを「必要証拠金」と言います。

個人でFXをする場合は、トレードをする金額の4%以上の証拠金をFX会社に預け入れる必要があります。

分かりやすくするために、ドル円を例に挙げて解説してみます。

ドルが1ドル=110円のときに10,000通貨(10,000ドル)のトレードをするために必要な証拠金は44,000円(レバレッジ25倍)です。

ただし、証拠金を44,000円だけ預け入れてドル円10,000通貨をトレードすることは危険です。なぜなら、含み損が発生し証拠金が必要証拠金を下回ってしまうと、ロスカットと呼ばれる強制決済の対象となってしまうからです。

FXでトレードをする際は、ある程度は余裕を持って必要証拠金以上の証拠金を預け入れておく必要があります。

ちなみに、FX会社に預け入れた証拠金のうち、必要証拠金を除いた部分を「余剰証拠金」と言います(評価損益なしの場合)。

たとえば、FX会社に証拠金として、100,000円預け入れてドル円を10,000通貨ロングで保有した場合、1ドル110円なら44,000円が必要証拠金で、残りの56,000円が余剰証拠金となります(評価損益なしの場合)。

有効証拠金、維持証拠金とは何か簡単に解説

次に、有効証拠金と維持証拠金について解説してみます。

「有効証拠金」とは、口座残高の証拠金に保有しているポジションの含み益や含み損を加減した証拠金のことをいいます。

ロスカットの判定をする際には、この有効証拠金の残高をもとに計算するので、トレードをする際には気をつけたいですね。

まぁ、ロスカットされるまで粘るのは絶対にやめた方がいいですけどね(笑)。

分かりやすくするために、今回もドル円を例に軽く説明しますね。

FX会社に証拠金として、100,000円を預け入れてドル円を10,000通貨ロングで保有した場合で、保有時に1ドル110円だったものが、数日後1ドル111円になり依然として保有中だとします。

このときの含み益は10,000円(スワップポイントを除く)で、預け入れた証拠金100,000円と合わせて110,000円を有効証拠金といいます。

逆に、ドル円が109円になってしまい10,000円の含み損を抱えている場合の有効証拠金は90,000円です。

計算式にするとこんな感じです。

有効証拠金=必要証拠金+余剰証拠金+評価損益

ついでに、書いておきますが証拠金の種類として、維持証拠金というものがあります。

「維持証拠金」とは、現在保有しているポジションを維持するために必要な最低証拠金のことで、有効証拠金が維持証拠金を下回ってしまうとマージンコールが発生したり、強制ロスカットされたりするので、こちらの金額も注目しておかないといけませんね。

証拠金維持率とは何か簡単に解説

次に、証拠金維持率について解説してみます。

「証拠金維持率」とは、必要証拠金に対する有効証拠金の割合で、保有しているポジションが口座残高に対してどれくらいなのかを示します。

計算式にするとこんな感じです。

証拠金維持率=有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

証拠金維持率が高いほど、レバレッジリスクは低くなり、FX会社が定めた証拠金維持率より下がった場合にはマージンコールが発生し、強制ロスカットされたりするので気をつけないといけません。

ちなみに証拠金維持率が100%になると、それ以上ポジションを持つことはできません。

超短期売買(スキャルピング)で損切りがしっかりとできるトレーダーは証拠金維持率が150%前後くらいになってしまっても大丈夫な気はしますが、それ以外の短期トレーダーは証拠金維持率300%くらいでトレードをした方が良いように思います。

スワップポイント目当ての長期投資となると証拠金維持率は1,000%くらいはほしいですかね。個人的な考えなのであまり参考にしないようにお願いしますね(笑)。

以上、証拠金の種類と証拠金維持率について解説してみました。間違い等がありましたら連絡していただけると嬉しいです。

最後に、私の口座状況のスクリーンショットを貼り付けて証拠金の種類と証拠金維持率の説明を終わりたいと思います。

マネーパートナーズの口座残高画面

(画像はマネーパートナーズの口座残高の画面)

画像は、昨年の口座残高です。2020年は30万円でスタートし、年末には何とかプラスで終えることを目標にしています。

現在の口座状況に関しては、FXトレードノートで記載していますので、興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。

信託保全とは何か簡単に解説

それでは、最後に「信託保全」について軽く解説してみたいと思います。

「信託保全」とは簡単に説明すると、お金を預けているFX会社が万が一破綻した場合でも、預け入れたお金が返金される仕組みのことです。

FX会社が倒産したとしても、トレーダーがFX会社に預け入れたお金とFX会社の資産は分別管理されているので、預け入れたお金を回収することができるんですね。

何故、こんな仕組みが可能なのかというと、預け入れた資金は信託銀行等の信託口座で区分管理しているからです。

この仕組みのおかげで、トレーダーは安心してFX会社に資金を預け入れてトレードをすることができます。ただし、すべてのFX会社がこの仕組みを導入しているわけではないので注意が必要です。

「信託保全」という仕組みは、日本の金融庁に登録しているFX会社が法律(金融商品取引業等に関する内閣府令)に基づき行っている仕組みです。

なので、海外のFX会社でトレードをしようとされている方は、そのFX会社が安心してトレードをできる会社なのか、よく調べてから口座を開設し自分の資金を預け入れてくださいね。

「海外のFX会社だけど、他の人もたくさん口座開設しているから、きっと安心なんだろう。」という考え方は危険ですし、厳しいようですが、そういう考え方をされる人は投資に向いていないとも思います。

最近は、海外のFX会社の口座開設を促すブログや動画が増えてきていますが、その情報を鵜呑みせず、自分でもしっかりと調べて納得してから海外のFX会社の口座を開設することをおすすめします。

ちなみに、私は国内のFX会社のマネーパートナーズを使用していますが、それでも最低、半年に一度はマネーパートナーズの財務内容等を自分で確認して、倒産の危険がないか確認したうえで使用を続けています。

まとめ

今回は「必要証拠金」などの証拠金の種類や「証拠金維持率」の他、「信託保全」について簡単に解説しました。

解説したFX用語を最後にまとめておきますね。

  • 「必要証拠金」とは、トレードをするために必要な証拠金のこと。
  • 「余剰証拠金」とは、FX会社に預け入れた証拠金のうち、必要証拠金を除いた部分のこと(評価損益なしの場合)。
  • 「有効証拠金」とは、口座残高の証拠金に保有しているポジションの含み益や含み損を加減した証拠金のことをいいます。
  • 「維持証拠金」とは、現在保有しているポジションを維持するために必要な最低証拠金のこと。
  • 「証拠金維持率」とは、必要証拠金に対する有効証拠金の割合のこと。
  • 「信託保全」とは、お金を預けているFX会社が万が一破綻した場合でも、預け入れたお金が返金される仕組みのこと。

まとめに関してはこれくらいですかね。

これからも少しずつですがFX用語集を作成していきますので、初心者の方に読んでいただけると嬉しいです。経験者の方にも知識のおさらいとして、さらっとでいいので目を通して頂きたいです。

FX用語集のリンクを貼っておきますので、興味のある方は読んでくださいね。

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それではまた。