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〔通貨強弱トレード手法〕ドル高で円高のときはクロス円で一番弱い通貨ペアをショート

どうも。初老の兼業FXトレーダーです。

記事のネタになりそうなものはないかと自分の備忘録を見返していたら、「ドル高で円高のときに勝ちやすいトレード」というものが書いてあったので、それを現在の相場環境に当てはめたものをブログに書いてみようと思います。

特殊なトレードではなく、一般的に知られている通貨の強弱を利用したトレード手法の一例なので、知っている方も多いとは思いますが、FX初心者の方で知らない人もいると思い、ブログに書いておくことにしました。私の復習にもなりますし。

ちなみに、この備忘録を書いた時期は、スイングトレードをメインにトレードしていた時期で、当時は勝つことができていたので、少なくともスイングトレードでは有効なトレード手法だと思います。

ドル高で円高の場合に有効なトレード

「ドル高で円高」と聞くと、初心者の方はイメージしにくいかも知れませんが、要は「ドルは強いけれど、円の方がもっと強い」という状態のことなので、そんなに難しく考えないでくださいね。

冒頭でも書きましたが、これから紹介する通貨強弱トレード手法は、別に特殊なトレード手法と言うわけではなく、普通に考えたら「そらそうなるよな」と納得していただける内容になっていると思います。

まず、私の備忘録に書かれていた結論から書いておきます。

備忘録に書かれていた結論は、ドル高で円高の場合はクロス円の中で一番弱い通貨ペアを選んでショートをすると勝つ確率が高まる、というものです。

何故、クロス円をショートすると勝つ確率が高まるのかというと、ユーロドルやポンドドルなどではドル高になっているのに、ドル円がドル高方向に行かない時は、かなり円が強いということだからです。

もう少し分かりやすくするために、ドル・ポンド・円を使って説明しますね。

ポンドドルではドル高なのにドル円では円高のとき、通貨の強弱は円>ドル>ポンドということなので、一番強い円を買って、一番弱いポンドを売る(ポンド円をショート)ようにすると勝率が上がる、ということです。

ポンド円をショートすることで、ドル・ポンド・円の中で一番強い円を買って、一番弱いポンドを売ることになり、勝率が高まるのはもちろん、pipsも大きく稼げることが多くなると思います。

今回は、私がポンドを普段からよくトレードしているので、ポンドで説明してみただけで、他の通貨のユーロや豪ドルでも応用できます。

私は、ドル・ユーロ・ポンド・円の4通貨をトレードしているので、この4通貨で今回の通貨の強弱を利用したトレード手法の手順を書いてみますね。

  1. ユーロドルやポンドドルのチャートを見て、ドル高になっているのを確認。
  2. 今度はドル円のチャートを見て、そこでドル高にならずに円高になっているのを確認。
  3. ユーロポンドのチャートを見て、ユーロとポンドどちらが弱いのか確認。
  4. ユーロとポンドで弱い方のクロス円をショート。

こんな感じでトレードをするといい感じで勝てることが多いと思います。あとで、チャートを使って分かりやすく説明しますね。

通貨の強弱を確認する方法

通貨の強弱を比較して、一番強い通貨を買い、一番弱い通貨を売るのは良いとして、どうやって比較すると良いのか分からない初心者の方もいると思うので、チャートを使用して簡単に説明しておきます。

ちょうど、5月の始めあたり(1~4日)の相場でドル高にもかかわらず、ドル円が上昇しない状態が何日か続いている箇所があったので、そこのチャートを表示させて説明してみます。

私のようにドル・ユーロ・ポンド・円の中からトレードをする場合は、ユーロドル・ポンドドル・ユーロポンド・ドル円・ユーロ円・ポンド円の6通貨ペアを表示させて比較していきます。

豪ドルなど他の通貨を加えたい方は、加えたい通貨が絡んでいる通貨ペアを追加してください。ただし、比較する通貨が多すぎると、比較するのに時間がかかってトレードチャンスを逃したり、比較するのに労力を割かれてトレードに集中できなかったりするので気をつけてくださいね。

それでは、先ほどもチラッと書きましたが、確認の手順をもう一度、どんなことを考えながら確認していくのか、チャートを表示させて書いていきたいと思います。

「こんな確認は面倒だ」という方は、通貨の強弱が一目で分かるサイトがあるので、そちらを参考に通貨ペアを選択してトレードすると良いかも知れません。私は自分で考えながらトレードをするのが好きなので、サイトを見ることはありませんが。

ユーロドルでドル高になっているか確認

ユーロドルの4時間足チャートを表示させます。

ユーロドルの4時間足チャート

(画像元:マネーパートナーズ 以下同じ)

ユーロドルの4時間足チャート(白枠内5月1~4日)では、最初のうちはユーロ高になっていますが、途中からドル高になっているのが分かると思います。

ユーロ高になっているうちは、ユーロ円をショートすると痛い目に合うので見送ることにして、途中からドル高になった時点でユーロ円をショートするか検討に入るようにします。

ポンドドルでドル高になっているか確認

ポンドドルの4時間足チャートを表示させます。

ポンドドルの4時間足チャート

同じ時期のポンドドルの4時間足チャート(白枠内5月1~4日)でも、最初はポンド高になっていますが、すぐにドル高へと転換しています。

ここでユーロドルと比べて、ポンドドルの方がドル高へと転換する時期が早いので、なんとなく「ユーロよりもポンドの方が弱いんだな」というのを感じることができると思います。

ドル円で円高になっているか確認

ドル円の4時間足チャートを表示させます。

ドル円の4時間足チャート

そして、ドル円の4時間足チャート(白枠内5月1~4日)を見て、円高基調になっているかを確認します。

最初はドル高になっていますが、75SMA(水色の移動平均線)にあたって、円高基調へと反転しているのが分かると思います。

ここまでの確認で、「ドル高だけど、それ以上に円高である」ということが分かるので、いよいよ、どのクロス円をショートするのか決める段階になります。

慣れてきたら、ここまで確認したらすぐに「ポンド円をショート」という答えを導き出すことはできるのですが、丁寧に確認したい場合は、これに加えてユーロポンドのチャートを確認します。

ユーロポンドでどちらが弱いか確認

ユーロポンドの4時間足チャートを表示させます。

ユーロポンドの4時間足チャート

ユーロポンドの4時間足チャート(白枠内5月1~4日)を確認すると、ユーロが強くてポンドが弱いのが分かると思います。

ここまで確認したら、この期間(白枠内)の通貨の強弱は、円>ドル>ユーロ>ポンドとなっていることが多いことが分かると思うので、「一番強い円を買って一番弱いポンドを売る(ポンド円をショート)」と勝つ確率が高いと判断できると思います。

ユーロとポンドを比較して弱い方のクロス円をショート

最後に、ユーロ円とポンド円のチャートを表示させて、自分の判断が間違っていないか確認してから、ポンド円をショートするようにします。

まずは、ユーロ円の4時間足チャートを表示させます。

ユーロ円の4時間足チャート

ユーロ円は、ユーロが強い方の通貨だったので、そこまで下落していませんね。なので、この通貨ペアをショートするのは控えるのが正解だったと判断します。

次に、ポンド円の4時間足チャートを表示させます。

ポンド円の4時間足チャート

ポンド円は、ユーロ円と比べて下げが強いのが一目で分かると思います。なので、ポンド円をショートするのが正解だったということになります。

あと、エントリーする際に直近の短い時間軸のチャートを確認してトレンドが終わりそうな傾向がみられないかも確認すると良いと思います。

こんな感じで通貨の強弱を確認しながらトレードをすると勝率が上がりますし、pipsも稼ぎやすいので、試してみてはいかがでしょうか。

通貨強弱トレード手法の一例を説明するため、ある程度時間が経過してからのチャートになっているので後講釈になってしまいますが、今回紹介したチャートでは5月1日の欧州時間あたりから、ドル高で円高の傾向が出ているので、そのあたりからポンド円をショートすると良かったということになります。

ちなみに、4時間足が分かりやすい形になっていたので、4時間足チャートを使用しましたが、他の時間軸を使用したチャートでも同じなので、好きな時間軸のチャートを使用して試してみると良いと思います。個人的には、1分足や5分足では確認している間にトレードチャンスを逃してしまったりするので、おすすめはしませんが。

通貨強弱トレード手法は、どちらかというとですが、スキャルピングよりもデイトレードやスイングトレードの方が向いていると考えています。

あと、今回は「ドル高で円高のとき」の通貨強弱トレード手法を紹介しましたが、「ドル安で円安のとき」は、「クロス円の中で一番強い通貨ペアを選んでロング」すると大きく勝てることが多いので、チャートを見た時にそういった傾向があったら試してみてくださいね。

あとがき

今日は、7年程前の備忘録に書いてあった通貨の強弱を利用したトレード手法を紹介してみました。

通貨強弱トレード手法は、よく考えたら当たり前のことなので、多くのトレーダーが当たり前のように通貨の強弱を比較しながらトレードをしていると思います。

それでも負けるトレーダーが多い理由は、おそらく「通貨の強弱も大事だけど、仕掛けるタイミングが一番大事」ということなんだろうと思っています。後は自己規律も大事ですかね。

それではまた。

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